娘が婚約することになりそうなため
私、「家をリフォームをしないといけないわね?」
旦那、「どうして?」
私、「どうしてって、婚約者が親を家に連れて来るのよ」
旦那、「だから?」
旦那は、一人娘が結婚することに快く思っていない。
私、「Aちゃん(娘のこと)が恥ずかしい思いをするのよ」
娘に辛い思いをさせたくない旦那は、家のリフォームに渋々同意してくれた。
リフォーム業者さんが見積もりをしに来ると
私、「浴室は明るいほうが良いわね」
旦那、「浴室までリフォームをするの?婚約とは関係ないだろ!」
私、「あの子達が結婚したら、泊まりに来ることもあるでしょ」
リフォーム業者さん、「玄関の手すりは、どうしましょう?」
旦那、「うちには年寄りはいないよ」
私、「Aちゃんが、玄関に手すりは必要って言うの」
旦那、「どうして?」
私、「貴方が玄関に上がる際、苦労をしてるからよ」
旦那、「・・・」
私、「泣いてるの?」
旦那、「泣いてないよ」
2階に上がると
リフォーム業者さん、「柱はどうします?」
旦那と私、「柱?」
リフォーム業者さん、「娘さんが、丸い柱を希望されていますが」
旦那と私、「???」
娘が来たため
私、「Aちゃん、丸い柱って何?」
娘、「四角い柱だとぶつけたら怪我をするでしょ」
旦那、「パパとママは、柱にぶつけるほど歳を取ってないよ(笑)」
リフォーム業者さん、「階段に付けるベビーゲートはどうします?」
旦那と私、「まだ早いよ(笑)」
娘、「お願いします」
私、「Aちゃん、もしかして・・・」
旦那と私は、お爺ちゃんとお婆ちゃんになり、リフォームした家で孫の子守をしています。